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春日良一五輪アナリスト

長野県出身。上智大学哲学科卒。1978年に日本体育協会に入る。89年に新生JOCに移り、IOC渉外担当に。90年長野五輪招致委員会に出向、招致活動に関わる。95年にJOCを退職。スポーツコンサルティング会社を設立し、代表に。98年から五輪批評「スポーツ思考」(メルマガ)を主筆。https://genkina-atelier.com/sp/

IOC会長選でバッハの後継は?日本人も初名乗り、五輪史上初「大きな出来事」の可能性も

公開日: 更新日:

 7人の中で最年長のコー(9月29日で68歳)は1期目の任期を全うできない。そうなるとバッハの信頼厚い渡辺が浮上する。彼は65歳だが、定年延長4年の特例を使えば8年の任期は全うできる。しかし、さらに潘委員長は「国際競技連盟(IF)の会長職が終われば、IOC委員の地位を自動的に失う」とも注意喚起した。渡辺が3期目のIF会長になっても28年まで。個人資格のIOC委員になる必要がある。

 IOC委員には個人として選ばれた委員、選手委員会からの委員、そしてIFや国内オリンピック委員会(NOC)などの役職からの委員がいる。本流が求めるのは会長任期最長12年を全うし、団体利権からも自由な個人の委員となる。

 この条件を完璧に満たすのは41歳、選手委員長から個人資格委員となったコベントリーだけだ。しかし、自転車のIF会長でフランスNOC会長でもある51歳のダビッド・ラパルティアンは、もしIOC会長になれば全ての会長職を退くと明言した。前者はオリンピアンで初めて会長になったバッハの後継モデルであるし、後者は悩んだ挙げ句バッハに相談して締め切り直前に立候補を決めている。そして来月61歳になるが、個人資格のフセイン王子も捨ておけない。初の五輪eスポーツ大会のサウジアラビア開催が決まるなど、中東パワーが注目されている。

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