男子バレー日本代表新監督に内定!東京五輪金メダル元仏代表監督ロラン・ティリ氏の正体

公開日: 更新日:

 東京五輪の準々決勝。強豪ポーランドとの一戦で、ティリ氏はフランス選手の弾いたブロックボールがベンチ前に飛んでくると、豪快なフライングレシーブを披露。右手に触れてボールは上がらなかったものの、すくっと立ち上がってニヤリと笑った。

「あれは恐らくわざとやったんじゃないかと思います。セットカウント2-2の競った展開で試合の流れをつかみ切れなかった場。少しでもチームの空気を変えようとしたのです」(前出のライター)

 新型コロナによる延期で、東京五輪ではフランス代表と日本のVリーグの監督を兼任していた。

「バレー協会男子強化委員長の南部正司さんが日本代表監督時代(12~14年)にフランス代表と親交を深める中で仲良くなり、Vリーグへの招聘に成功した。母国開催だったパリ五輪でも代表監督の続投要請を受けていましたが、『家族との時間が取れないし、しんどい。もうパリでは代表監督はやらないよ』と話していました」(前出のライター)

 男子バレー日本代表は世界ランク2位で臨んだパリ五輪でメダルを期待されながら、最終順位7位で終えた。リベンジを狙うロス五輪に向けて、「ティリ再生工場」が動き出す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情