松山英樹に向けられる大ギャラリーのスマホが炙り出す「国内ツアーの時代遅れ」

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【ZOZOチャンピオンシップ】第2日

 この日もほとんどの来場者のお目当ては松山英樹(32)だった。

 1番ホールから大応援団がついて回り、「ナイスショット!」「ヒデキ、頑張れー!」と声援を送っていたが、今季米ツアー2勝のパリ五輪銅メダリストは、ショットが安定せずに3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71。「後半、少し良くなる兆しがあったけど、かなわなかった。残念な気持ちになった」とコメントした通り、通算2オーバー65位タイと順位を落とした。

 今大会は米PGAツアーのため、ギャラリーには録画音さえしなければすべてのエリアで動画撮影が認められている。松山がショットやパットをする際、一斉にスマホを高く掲げて撮影するのが常だ。1番、4番、6番、8番、9番、11番、14番、18番の一部エリアに限って、無音アプリなどを使い、選手のプレーに支障がなければ写真撮影も可能なだけに、「横浜からやってきました」というファンは「滅多に生観戦できない松山のプレーをたくさん動画で撮りました。今日のことを思い出しながら自宅で何度も見ることができるし、友人に生観戦を自慢できます」とご満悦だった。

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