ド軍に“ヤ軍主砲強奪計画”浮上で佐々木朗希争奪戦ますます激化!フリードマン編成部長は話が及ぶと激怒

公開日: 更新日:

大谷の「後払い」がカギ

 ドジャースが今オフ、FAになるヤンキースのフアン・ソト外野手(26)の獲得に動く可能性があると、複数の米メディアが報じている。

 現在、ワールドシリーズを戦っているドジャースが、相手チームの主砲に目を付けているというのだ。

 ソトは昨オフ、パドレスからトレードでヤンキースに移籍。今季は打率.288、41本塁打、109打点で地区優勝に貢献。ポストシーズンも2番打者として打率.319、4本塁打、9打点と打ちまくっている(日本時間30日現在)。特派員のひとりが言う。

「ドジャースの左翼手のテオスカー・ヘルナンデス(32)が同様に今オフ、FAになる。その後釜としてソトに白羽の矢を立てているのでしょう。ヤンキースはシーズン中からソトの引き留めに目の色を変えてましたが、代理人は敏腕と評判のスコット・ボラスです。ソトはまだ26歳と若く、10年1000億円超の大谷級の契約を求めているという話もある。すでにコール(34=2020年から9年約496億円)、ロドン(31=23年から6年約248億円)と、ボラスの顧客である大物2人を抱えるヤンキースが、大谷と同程度の大型契約を結ぶのは厳しいともいわれている。そこへいくとドジャースには大谷の“年俸の97%を後払いにする契約”で資金的余裕がありますからね」

 ドジャースがソト獲得に本腰を入れるようならば、資金面から有利とみられているのだ。実現すれば、今季のナ・リーグを制したドジャースが、ア・リーグを制したヤンキースの戦力をそいでなおかつ、大きな戦力を加えることになる。

 そうはさせまいと、ヤンキースがソトとの再契約にいっそう力を注ぐと同時に、ドジャースにひと泡吹かせようと密かにもくろんでいるのが佐々木朗希(22=ロッテ)獲得だ。

 日本時間26日、ワールドシリーズ第1戦の試合前のこと。会見を行ったドジャースのフリードマン編成本部長がメディアの質問に気色ばむシーンがあった。今オフ、ポスティングシステムによるメジャー挑戦がウワサされる佐々木に関して質問されると、「それを本気で聞く気なのか。いまはワールドシリーズだぞ。非常識にもほどがある」と、声を荒らげたのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」