巨人1位・石塚裕惺 野球好きの両親が施した多種多様な「英才教育」…体操、水泳、英語、トロンボーンにソロバン

公開日: 更新日:

「歩き始めたころからプラスチックのバットを握らせてみたり、キャッチボールをしたりしました(笑)。幼稚園に通い始めると、週1回の1時間ほどの野球教室にも行かせました。どうしても楽しさを知ってもらいたくて(笑)。そのうち本人がのめり込んでいったので、年長時に『勝田ハニーズ』へ。隣の学区でしたが、いくつか近所のチームを見た中で、幼稚園児でもしっかり練習させるチームだったので、後々、本人のためにもなると思ったのが決め手です」

 康直さんはコーチとしてチームをサポートし、石塚が小学3年になると監督に就任。明世さんはスコアブックのつけ方を覚え、記録係を買って出た。家でも特訓を欠かさず、明世さんは毎日のようにバドミントンの羽根やカラーボールをトスした。

「打ち返された羽根や球が顔に当たった時は本当に痛くて、『もうイヤだ!』と思ったことが何度もありました」と、明世さんは苦笑交じりに振り返る。

 学年が上がるにつれ、日々の素振りの回数が増え、小学校高学年になると1日500スイングが日課になっていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学