巨人1位・石塚裕惺 野球好きの両親が施した多種多様な「英才教育」…体操、水泳、英語、トロンボーンにソロバン

公開日: 更新日:

「強制したわけじゃありませんが、『素振りは歯磨きと一緒。毎日やるから意味がある』と伝えたら、進んで取り組むようになりました。ただこなすだけでは意味がないから、週1回だけ1000スイングの日をつくってみたり、ビデオカメラで撮影したり。後で私がチェックすると思っていれば、気が引き締まるだろうという狙いがありました」(康直さん)

 物心がついたころから野球一色のように思われるが、思春期までに経験した習い事は数知れず。幼稚園から体操を2年、小学校に上がると水泳を2年。幼稚園から小学6年まで習ったソロバンは2級の腕前だ。小学1年から4年までは英会話スクールにも通い、高学年から英語塾に切り替えると、中学卒業まで続けた。かつてはトロンボーンも演奏できたそうだ。

「いろんなことを経験させたかったんです。ソロバンはたくさん指を使うから脳の発達にもいいだろうと。英語はペラペラ? いや、高校で苦手な教科が実は……。楽器は小学校の吹奏楽部で始めました。もともと小学4、5年ごろまでは公立中学の野球部に入るものだと思っていた。そうなると朝練がつきものだから、早起きに慣れておくに越したことはありません。朝練がある小学校の吹奏楽部を勧めてみたら、『やる』と。トロンボーンを担当していました」(明世さん)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑