佐々木朗希は頭が上がらない?ドジャースとの“怪しい関係”を中和する大谷翔平の圧倒的影響力

公開日: 更新日:

「いろんな意味で、大谷翔平(30)の存在が佐々木朗希(23)やドジャースに貢献しています」

 こう話すのは、米特派員のひとり。

 ドジャースには同郷の先輩である大谷に加え、佐々木がかねて慕っている山本由伸(26)が在籍しているが、佐々木は日本時間23日の入団会見でド軍入りを決断したことについて、「日本人を受け入れる環境があるかどうかは、日本人が在籍しているかよりも大きかった」などとした上で、「どの球団も魅力があったが、いろいろな話をしたうえで総合的にドジャースがよかったという判断。一番はフロントの安定感だと思う」と話した。

 とはいえ、山本はもちろん、大谷の存在がド軍入りにおいてプラスに働いたことは間違いない。

 米メディアによれば、大谷はド軍の共同オーナーであるピーター・グーバー氏の自宅で行われた佐々木との面談の夕食会に同席し、バスの運転手のごとく、(ベッツやフリーマンら)参加者をリード。昨年12月には山本とともに佐々木を食事に誘ったという。佐々木がド軍の誰よりも先に大谷に入団を報告したことを見ても、特別な存在であることは明らかだ。

 この日、フリードマン編成本部長が先発ローテに関して、「翔平が二刀流だから、ロースターの管理はやりやすい」と話すなど、佐々木の起用においても大谷の存在が奏功するとみている。

「好人物として多くのファンの支持を集め、多数のスポンサー契約を抱える大谷は、結果的に佐々木とドジャース間に横たわる<ダーティーなイメージ>を中和する役割を果たしました」とは、前出の特派員だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  2. 7

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  3. 8

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が招いた「対中損失」に終わり見えず…インバウンド消費1.8兆円減だけでは済まされない

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    「NHKから国民を守る党」崩壊秒読み…立花孝志党首は服役の公算大、斉藤副党首の唐突離党がダメ押し

  1. 6

    国民民主党でくすぶる「パワハラ問題」めぐり玉木雄一郎代表がブチ切れ! 定例会見での一部始終

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  4. 9

    長女Cocomiに熱愛発覚…父キムタクがさらに抱える2つの「ちょ、待てよ」リスク

  5. 10

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ