日本代表FW古橋亨梧の新天地は仏1部レンヌに!それでも森保ジャパン復帰が絶望的なワケ

公開日: 更新日:

 今回の古橋のフランス1部移籍には「欧州5大リーグに主戦場を移すことで日本代表の森保監督に対して代表復帰をアピールしたい」という意図がある――と、サッカー関係者がこう続ける。

「12チームで構成されるスコットランド1部はセルティック、レンジャーズが図抜けており、この2強に在籍しているFWたちは格下相手に大量点を決めても、なかなか評価に繋がらない。そこで古橋は5大リーグに移籍してゴールを量産し、森保監督にアピールして26年の北中米W杯の代表メンバーに復帰しようという算段です」

 古橋は「私は新たな挑戦を探していた。フランスは技術的にもフィジカル的にも競争の激しいリーグですが、レンヌでベストを尽くす準備はできている」とコメントしたが、果たして思惑通りにコトは進むのか? 

「状況は非常に厳しいでしょう」と話すのは、元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏である。

「もともと森保監督がレギュラーFWに求めているのは、身長185センチ前後の恵まれたフィジカルを誇り、前線で体を張ってポストプレーもこなせるタイプです。古橋のサイズは身長170センチ・体重64キロ。それでも欧州で公式戦80ゴール以上を決めている古橋に敬意を表し、これまで指揮官は一度ならずチャンスを与えてきたが、古橋は複数回の<追試>を受けても結果を出せなかった。今回のフランス移籍で一縷の望みに賭ける好機が到来したと言えますが、その希望の糸は非常に細くて切れる寸前と言っていいでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々