大谷「投打隔年プラン」いよいよ現実味増す…あのボンズまで二刀流挑戦に難色「限度を超えている」

公開日: 更新日:

 日本時間12日のキャンプインに向け、投打とも順調な調整を続けている大谷翔平(30=ドジャース)。

 今季は2年ぶりに投手として復帰するが、DHに専念すべきという声が上がっている。史上最多の762本塁打を放ったバリー・ボンズ(60)が米ポッドキャスト「ファウル・テリトリー」でこう言っているのだ。

「彼(大谷)はDHに専念して、ベストの結果を出せる役割に徹するべきだ。打者としてチームにもたらすものは大きいし、それをなぜ、変えなければならないのか。二刀流は彼を疲弊させるし、限度を超えていると思う」

 実際、二刀流でフル回転した23年は、たびたび痙攣に悩まされた揚げ句、右肘靱帯を損傷し、右脇腹も痛めた。シーズン終了を待たずに2度目の右肘靱帯修復手術を余儀なくされた。まさに「限度を超えている」からで、ボンズの指摘はある意味、もっともなのだ。

 しかし、本人は投げるのが好きだし、投手もやりたい。ドジャースにとっても、大谷の二刀流は大きな売りになる。ボンズは「二刀流をやるなら、リリーフだろう。球は速いし、優れたスライダーもあり、スプリットもいい。1、2イニング投げるなら」とも言っているが、大谷は先発にこだわりがある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗