楽天・三木肇監督 2度目の就任で明かす決意と覚悟「『また、三木頼むな』と言われるように…」

公開日: 更新日:

三木肇(楽天/監督/47歳)

楽天・三木肇監督(=中央、左右は、村林一輝と宗山塁)/(C)日刊ゲンダイ

 2020年以来、2度目の監督就任。1度目は4位に終わり、その年限りで退任した。21年から二軍監督を4年間務め、再び一軍の指揮を執る。昨年の就任会見で口にした「決意と覚悟」とは。昨オフ、残留交渉がまとまらずに巨人へ移籍した田中将大(36)についても聞いた。

  ◇  ◇  ◇

 ──今回は2度目の就任。前回の20年は1年で退任しました。就任会見では「自分自身も想像をはるかに超えた決意と強い覚悟でいる」と話していましたが、今回もまた1年で……ということもあり得るかもしれません。

「監督であれ選手であれ、ダメだったらダメ。それは仕方がないことだと思います。プロ野球という日本の最高峰のリーグで、必要とされるかされないか。ただ、昨季までの6年間、チームに在籍させてもらって、どんどん愛着は湧いていますし、選手、スタッフ、ファンの方々も含めて大好きなので、チームとして前に進んだり、強くなっていくというところには携わりたいと思っています」

 ──1年でも長く。

「シーズンが終わったときに、『また、三木頼むな』と言われるように。前回1年間やらせていただいて、イメージというか、流れはわかっていますし、少しでも長く、この立場でみんなと戦っていきたいという思いは強いです。もちろん、そういう思いがあっても、結果を残せなかったら 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り610文字/全文1,185文字)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  5. 5

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  1. 6

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  2. 7

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  3. 8

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  4. 9

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する