阪神さえ丸裸にするカブスの本気度…2年目のカウンセル監督はデータ分析のテクニシャン

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「彼らの素晴らしいところは、昨日は会(パーティー)を楽しんで、今日はみんな朝から準備していた」

 こう話したのは、カブスの開幕投手・今永昇太(31)。14日、開幕シリーズに向けた記者会見で、同僚についてこう称した。

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 昨夜は都内でパーティーを楽しんだカブスナインはこの日、全体練習開始前に球場を訪れ、先に行われていた阪神の練習をチェックするシーンも見られた。

 15日に控える阪神戦はあくまでプレシーズンマッチだが、手を抜くつもりはないのだろう。カウンセル監督は「まだ準備段階」と前置きしつつも、阪神について、「スカウティングはしている。走力が目につく」と話した。

 カブスは昨季、ナ・リーグ中地区で首位ブルワーズから10ゲーム差の2位。プレーオフ進出は逃したが、昨オフはシーズン通して固定できなかった抑え候補のプレスリー、主軸候補のタッカーを獲得するなど、チームの底上げを図った。同地区最大のライバル・ブルワーズで手腕を発揮したカウンセル監督は、年平均12億円の5年契約2年目。「今季は昨季以上に結果を求められる。カウンセル監督はデータ分析に長けており、山本はもちろん、新人である佐々木のこともすでに丸裸にしています」(米メディア関係者)

 東京シリーズはシーズン「162分の2」に過ぎないが、指揮官はドジャースを叩いて勢いをつけるつもりのようだ。

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