著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

頭脳明晰カブス指揮官の正体…カウンセル監督の年俸12億円はMLB最高額、ベテランより若手重視

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頭脳、実績、ヘッドハンティング、特徴

■頭脳:高校時代は文武両道の秀才。SAT(大学進学適性試験)の点数は1260点で上位の10%に入るレベル。米国中部の名門ノートルダム大学では会計学を専攻しGPA(通信簿の平均点。4点満点)は「上」レベルの3.0だった。10年に老舗スポーツメディア「スポーティング・ニュース」が全ての競技の現役選手を対象に行った「全米で最も頭のいいスポーツ選手トップ20」という企画で13位にランクされた。

■監督としての実績:15年5月、32年間でポストシーズン進出が2度しかなかったお荷物球団・ブルワーズの監督に就任。自前で育てた若手を積極的に登用して常勝軍団につくり替え、フルシーズン采配を振った8年間で3回地区優勝、5回ポストシーズン進出を果たした。

■ヘッドハンティング:その実績に目を付けた同地区のライバル、カブスが23年のシーズン終了後、極秘裏に破格の待遇(5年4000万ドル)でヘッドハンティングした。

■監督としての特徴:実績のあるベテランより才能ある若手を積極的に使うタイプ。カブス1年目の昨季は5月ごろから守備力の低下が顕著になったベテラン正捕手ゴームスの出番を大幅に減らし(6月中旬解雇)、若いアマヤを正捕手格で使うように。外野も守備力が抜群に高い22歳のクロウ=アームストロングを中堅のレギュラーに。そのあおりで、ライトのレギュラーだった鈴木誠也が8月中旬からDHのレギュラーに固定され、守備機会を失った。今季、カブスの外野陣は左翼が昨年ゴールドグラブ賞のハップ、中堅がクロウ=アームストロング、右翼がゴールドグラブ賞の受賞歴がある新加入のタッカーという布陣。カウンセル監督は今季も鈴木をDHのレギュラーとして使うと明言。

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