阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

公開日: 更新日:

「個人の力がないベテランは必要ない」

 阪神藤川球児監督(44)は昨年の就任会見で、こう言って実力至上主義を唱えた。

 そんな指揮官の方針もあってか、27日に公示された開幕一軍メンバーに、チーム最年長で通算124勝をマークする西勇輝(34)の名前はなかった。

 当初は開幕3戦目(3月30日)の先発が濃厚とみられていた。しかし、甲子園で6年ぶりにジェット風船による応援が解禁された9日の巨人戦で、3回途中11安打8失点と大炎上したことで風向きが変わった。本人はあくまで調整のつもりだったのだろうが、一方で富田や門別、ドラ1の伊原(NTT西日本)ら若手が猛アピール。新助っ人のデュプランティエにメドが立ったことも重なり、開幕ローテ入りを逃した格好だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑