男子フィギュア「表現力とスケーティング」の鍵山優真が「4回転の神」マリニンを凌駕する条件

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ジャンプやスピンなど必須要素がルールで定められているSPは僅差でしたが、FSは基礎点の高い4回転ジャンプを多く入れ、かつ、完成度が高くなければやはり勝てない。ただ、鍵山選手は膝の柔らかさとスケーティングの美しさが武器。2年前から(14年ソチ五輪銅メダリストの)カロリーナ・コストナーをコーチにしてからさらに磨きがかかってきました。4回転も増やそうと練習はしているが、トライは1日10~20回までに制限しないと他が崩れてしまう。マリニン選手も右足首に爆弾を抱えていて、要所要所で休んでいます。マリニン選手はスケーティングが美しい一方で4回転を多く入れるため、ジャンプ前の助走が長くなって流れが止まってしまう。ネイサン・チェン選手がそうだったのですが、彼は4回転のスキルが高い分、助走が長いせいで演技がシンプルなものになりすぎていました」

 鍵山にも勝機はあるということだ。

 ライバル同士の2人には共通点もある。鍵山は父親が五輪2大会に出場した経験を持ち、マリニンは両親ともに五輪出場経験者だ。中でも、鍵山の父・正和さん(53)は無理のない指導方法に定評があった。

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