松井秀喜が「長嶋監督」と邂逅したカンザスシティーの夜…“米国のへそ”にある和食屋は畳に掘りごたつまで
長嶋さんの自宅地下室での素振り、その後に夫人からふるまわれた食べ切れないほどの昼食、2006年5月に左手首を骨折、日本から続いていた連続出場が1768で途切れたときにもらった「松井、リハビリはウソをつかないぞ。頑張るんだぞ。いいな」という激励の電話、長嶋さんが宿泊していたニューヨークのプラザホテルでの素振り……「呼び起こしたいろいろな思い出」のひとつにカンザスシティーの夜もあったかもしれない。
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「ミスタープロ野球」は身近に接した誰もに、それぞれの「長嶋像」を強く焼き付けている。日刊ゲンダイの連載では、数多くの球界OBたちが語った“実像”を再構成し、現在、緊急公開中だ。長嶋氏は巨人監督時代、助っ人外国人の「下半身事情」まで心配し、「何なら紹介してやろうか?」と申し出たこともあったという。
そんなユニークな一面を含め、長嶋氏の素顔に迫るエピソードは、関連記事【私が見た長嶋茂雄】…から要チェックだ。