カブス鈴木誠也の球宴初出場に「大谷の壁」…打点トップでもファン投票は落選必至、カギ握る組織票
しかし、球宴本番でスタメン出場は大谷に譲っても、控えに名を連ねる可能性は十分にある。
仮に鈴木がファン投票で落選しても、控え野手と投手を決める監督、選手間投票に回ることになる。
オールスターの控えは前半戦に活躍した選手が順当に選ばれる傾向にある。選手間投票により年間最優秀選手賞などを決めるオフの表彰でもそうだが、鈴木は今後も「RBI(打点)マシン」として機能し続けれれば、各球団の監督、選手の支持を集められるだけでなく、「組織票」も期待できそうだ。
現在、メジャーに在籍する日本勢は23年WBC日本代表のカージナルス・ヌートバーも含めて両リーグ計13人。彼らが投票するのはもちろん、同僚からも多くの票が見込める。
鈴木は右翼もこなせるだけに、ナの控えとして重宝されそうだが。
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そんな鈴木は「巨人の星」さながらの家庭環境で育った。なんでも、学校の宿題をしていたら、「勉強する暇があったら走ってこい」とも言われたそうだ。その仰天スパルタ教育とはいったいどんなものだったのか。
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