ドジャース山本由伸の7勝目に立ちはだかるヌートバー…今季は打撃開眼で「日本人キラー」に

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 ドジャース山本由伸(26)が日本時間8日、敵地セントルイスでのカージナルス戦に7勝目をかけて登板する。

 カ軍はチーム本塁打数56(リーグ11位)と破壊力に欠けるものの、同4位の総得点291が示す通り、打線のつながりと機動力で少ないチャンスを確実に生かしている。

 由伸にとって最も警戒すべきは2023年WBC日本代表で、多くの日本人ファンを持つラーズ・ヌートバー(27)だ。昨季までは非力で、どちらかといえば守備のユーティリティーのイメージがあったヌートバーも、今季は打撃開眼。ここまで60試合に出場し、打率.250ながら、8本塁打はチームトップ、28打点は同3位タイで打線をけん引。今季、23本塁打ペースで、自己最多だった22、23年の14本を上回る勢いだ。

 昨オフはパワーアップを図ると同時に、打撃フォーム改良に励んだ。内野手の頭上を超えるライナー性の当たりを増やすため、アッパー気味のスイングに変えたところ、平均打球速度は昨季の約146キロから約148キロにアップ。打ち出し角度も同様に6.0度から17.1度と3倍近くになり、長打が増した。

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