ドジャース大谷「本塁打量産」のカギはパドレス松井裕樹のフォーク攻略…10日から同地区ライバルと10試合
昨季の対戦成績は5打数3安打
4月9日のアスレチックス戦で左打ちのブレディに一発を浴びたとはいえ、対左打者の被打率.229と救援左腕としての役割を果たしている。
松井は昨季、落差の少ないスプリットを狙い打たれるケースが目立ったことから、今季は勝負球をより落ち幅の大きいフォークに変更した。
データサイト「ベースボール・サーバント」によれば、平均球速は約134キロと約5キロ減速したものの、平均落差は昨季の約79.5センチから、今季は90.1センチと約10センチも増した。楽天時代に武器にしていたフォークを再び使い始めたことが好結果につながっているという。
大谷は昨季、渡米1年目の松井に対して一発はなかったものの、5打数3安打の打率.600。カモにしていたが、メジャーの環境にも慣れ、セットアッパーを任されている今季は簡単に打ち崩せそうにない。
得意とする6月に本塁打を量産するには松井攻略がカギになりそうだ。
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ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が高いという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てなさそうなのか。その「3つの理由」とは。
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