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六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

W杯最終予選 日本vsインドネシアで凄く驚いたり激しく落胆したことを話そう

公開日: 更新日:

 組み合わせ抽選会は7月17日。インドネシアがカタールで試合をやるのであれば、現地に応援に行ってみたいと思っている。それほどサポーターの熱気は素晴らしかった。

 インドネシア戦に関して残念なことがーー。

■インドネシアのサッカーをバカにしているのか

 日本とインドネシアのW杯予選における前回対戦は、1989年6月のイタリアW杯のアジア1次予選だが、あるネットメディアが「試合会場は旧国立競技場」と伝えていた。

 1980年代の日本で行われた五輪、W杯の予選は「すべて旧国立競技場で開催された」と思い込んでしまったのだろう。

 しかし1989年当時の旧国立競技場は、2年後の世界陸上大会開催のために大幅な改修工事に入っていた。そこでJFAは初戦の北朝鮮戦こそ旧国立競技場で開催したものの、第2戦のインドネシア戦は西が丘サッカー場で、第3戦の香港戦は兵庫・神戸中央競技場で行った。

 西が丘サッカー場での試合は、日本が長谷川健太らのゴールで5-0と快勝したが、試合後の記者会見でインドネシアの監督が怒りの矛先をJFAにぶつけた。

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