森保ジャパン“スポンサー絡み”の懸案あっさり決着…久保建英が背番号10にキャプテンマークで出場
すでにW杯出場を決めている森保ジャパンにとって、10日のインドネシア戦(大阪・吹田)は消化試合。森保一監督はFW上田綺世、三笘薫、堂安律ら欧州でプレーする攻撃系の主軸組は疲労を考慮して招集外としたが、例外がスペイン1部で公式戦52試合出場とほぼフル稼働だったFW久保建英(24)だ。
「アディダスのスパイクを履いているFW久保に初めて背番号10を付けさせるために招集したという人は多い」と某サッカー関係者がこう続ける。
「協会としてはキリンとともに屋台骨を支える大スポンサーのアディダスと契約している選手にエースナンバーの10番を背負わせたいが、このところはプーマと契約しているFW堂安律が付けていた。話題が欲しいテレビ局のためにもレギュラーFWの多くが不在の6月ラウンドに久保を招集し、背番号10をすんなりと譲渡することに成功したというわけです」
インドネシア戦に先発した久保は、代表歴69試合のMF遠藤航を差し置いてキャプテンマークを左腕に巻いてプレー。前半19分には自ら左サイドを突破して相手ゴールに迫り、混戦から右足で押し込んで代表通算得点を7まで伸ばした。