ドジャース大谷翔平は“報復死球”格好の餌食…8月6試合、戦慄のパドレス再戦に危機迫る
大谷はスアレスからぶつけられた際、トレーナーに無事をアピール。臨戦態勢でグラウンドに出ようとする自軍選手達を「来るな」とばかりに手で制し、その場を丸く収めたが、今後もライバルチームから狙われるのは間違いない。投打の二刀流に復帰しただけに、格好のターゲットだからだ。
20日現在、ナの打率上位にはドジャースのスミス(打率.328)、フリーマン(.327)、パドレスのマチャド(.310)らが名を連ねる。過去3年連続首位打者でパドレス・アラエズ(.282)も球宴以降、調子を上げてくるのは必至で、ナの首位打者は地区優勝争い同様、ド軍とパ軍による争いになる可能性はある。
両軍による直接対決は地区優勝、タイトル争いが熾烈になる8月に6試合も残している。仮に、その時点でフリーマン、アラエズらの4人が打率上位に名を連ねていれば、両チームのバッテリーはぶつけにくい。このようなケースではメジャーの投手は四球で歩かせたりせずに、真っ向勝負を挑むだけになおさらだ。
パドレスにはナ・リーグトップの25本塁打を放っている大谷のようなホームラン王を争いに加わる長距離砲は不在。パ軍バッテリーはド軍打線を分断するためにも、大谷には厳しいコースを攻めるしかないのだ。