落合博満さんがマスコミに隠した“裏の顔”…現役時代は三冠王3度の実績とオーラが審判をも惑わした

公開日: 更新日:

 落合さんが悠然と見逃すと、これまでストライクだったコースがボールと判定される。三冠王3度の実績とオーラが、審判をも惑わしていた。

 ロッテ時代から落合さんを知る関係者に聞いたことがある。

「『オレ流』って練習しないイメージで言われていますけど、本当にやらないんですか?」

「何を言っているんだ。陰ではものすごい練習しているぞ」

 例えば本拠地・川崎球場でナイターが終わると、報道陣が全員引き揚げてから「そろそろ始めるか」と打撃練習を開始。延々と深夜まで打ち続けることがよくあったという。マスコミに練習している姿を見せたくない。集中したいという理由からだそうだ。

 当時「オレ流」とは「練習をしない天才」のような使われ方をしていた。マスコミに猛練習をしている姿を見せたことがないからだ。しかし、真相は違った。周囲を気にすることなく、あるいはシャットアウトして、やれるだけやる。自分の考えを曲げないことだと後で悟った。


 中日のコーチになると、オレ流監督は他とは違うことだらけだった。 

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