阪神・佐藤輝明ポジションたらい回しの凶兆…藤川監督は方針一転? 外野固定示唆の矢先に三塁起用
「チームが落ち着かなくなる」
佐藤輝が右翼に入れば、外野は森下、近本の3人で固定。昨季、主に左翼で自己最多の116試合に出場した有望株の前川の出場機会が激減することも影響している。
評論家の高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルで藤川構想に一定の理解を示しつつも、「前川は育てなきゃいけない選手だというふうに俺は思うけどな」と発言。元監督の矢野燿大氏も前川の左翼起用を推していたひとりだった。
「4番打者の守備位置をアレコレ変えるとチームが落ち着かなくなるのは確かです」(コーチ経験のある球団OB)
実際、原監督時代の2023年の巨人は、4番の岡本和真を一塁75試合、三塁84試合、左翼9試合とたらい回しにした結果、優勝を逃し、原監督も退任に追い込まれた。この日は佐藤輝が本塁打を放ち、チームも快勝したとはいえ、どっちつかずの起用は避けるに越したことはなさそうだ。
◇ ◇ ◇
ところで、ここにきて藤川監督の報道陣への態度が「急変」したと話題になっている。以前は情報管理を徹底し、必要最低限のコメントしか発しなかったが、交流戦終盤からは長時間にわたって雑談も交わすなど、明らかに様子が変わったという。いったい何があったのか。その“心境の変化”の裏にあるものとは。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。