大谷翔平は3年連続本塁打王、ドジャースも今世紀初WS連覇「これだけの根拠」…今季ワースト6連敗も悲観無用
「マンシー(34)やテオスカー・ヘルナンデス(32)のようなオールスタークラスの選手は代えがきかない。ポストシーズンMVPのエドマン(30)も同様。代わりの選手がベストを尽くす以外ないが、彼らの穴を完全に埋めることは難しい」
ドジャースが日本時間10日のブルワーズ戦に敗れ、今季ワーストの6連敗。ロバーツ監督は地元メディアにこう話している。
最大8.5あった西地区2位のジャイアンツとのゲーム差は5に。米メディアはドジャースの危機と騒いでいるものの、現在は投打とも主力が欠けてドン底状態。今後はチーム状態が上向くのだから、悲観する必要はないのではないか。
「左膝骨挫傷のマンシーの復帰は早くて8月後半だが、自打球を左足に当てたテオスカー・ヘルナンデスと右足小指骨折のエドマンはそこまでかからない。つまりシーズン終盤からプレーオフにかけては野手もベストメンバーが揃う見込みです」(特派員のひとり)
投手陣、中でも先発が整備されつつあるのは今世紀初のワールドシリーズ連覇を狙う上でデカい。
右肩の炎症で戦列を離れていた160キロ右腕のグラスノー(31)は、きょう10日のブルワーズ戦で復帰。左肩の炎症で離脱中のサイ・ヤング賞左腕スネル(32)も球宴明けに戻ってくる。いままで先発は3人、あとの2人をブルペンデーで補っていた先発の穴がじきに埋まるのだ。