“令和の満塁男”レイエス「年俸3億円」は日本ハムには安いもの 驚異の勝負強さで満塁時は打率.625
「令和の満塁男」がまた打った。
9日のロッテ戦。初回の無死満塁の好機で打席に立った日本ハムの4番・レイエス(30)が外角の144キロにバットを合わせると、打球はそのまま右翼の“ラッキーゾーン”に飛び込んだ。試合開始直後にロッテの戦意を喪失させる一発はなんと、6日の楽天戦に続く今週2本目のグランドスラム。満塁の場面ではこれで、今季8打数5安打の打率.625、13打点と異常なほどの勝負強さを見せている。
「17本塁打、51打点でチームでは2006年の小笠原道大以来となるリーグ2冠王に驀進中のレイエスの今季年俸は推定で3億円です。昨季のホーム最終戦の挨拶の中で異例の残留要請を行った新庄監督の猛プッシュもあって、金額は非公表ながら、1億円だった年俸が3倍となってチーム2位タイの高給取りになりました。支配下選手平均年俸(外国人選手を除く)が12球団中9位の4062万円という球団にとっては大きな額ですが、球宴ファン投票で全体5位の67万票超を集めたレイエスのグッズの売り上げはチームでもトップクラスだといいますからね。このままバットで9年ぶりのリーグ優勝まで牽引してくれれば、安いものですよ」(球団OB)