オリオールズ菅野智之が急失速…「トレード市場の目玉」どころか「中継ぎ転向」に現実味
オリオールズ・菅野智之(35)が登板予定だった日本時間10日の本拠地ボルティモアでのメッツ戦が雨天中止。7勝目をかけ、あす11日のダブルヘッダー第2戦にスライド登板する。
渡米1年目の今季は開幕から安定した投球を続け、5月までの11試合で4勝3敗、防御率3.23。開幕から負傷者リスト(IL)入りしているエース格のロドリゲス、ブラディッシュの両右腕に代わり主戦としてチームを牽引してきた。
しかし、6月に入って失速。28日のレイズ戦は5回を投げ、3本塁打を含む9安打7失点。打線の援護に恵まれて6勝目を手にしたとはいえ、前回7月3日のレンジャーズ戦も10安打6失点で5回途中にKOされるなど、調子を落としている。
チームが開幕から低迷し、ア・リーグ東地区で最下位に沈んでいることから、安定したパフォーマンスを発揮していた菅野は早くから7月末のトレードデッドラインの目玉候補のひとりに位置付けられていた。