「国の借金」と「ウチのおコメ事情」は同じ?
気が付けば、家中、コメだらけになっている。コシヒカリにカリフォルニア米、玄米にタイ米まで。足元で「コメ不足」が報じられる中、無意識のうちにストックしている。
「コメが食べられなくなったら大変!」
そういった危機感のなか、冷凍庫にはラップに包んだ残りご飯が死ぬほど入っている。でも、これはいかがなものか……。ちょっとやりすぎのような気がする。
そのようななか、参院選が近づいてきた。ここで自公が過半数を確保できるのか。そして石破政権は継続することになるのか--日本にとっては「運命の選択」だ。
でも、この石破首相。先日、「日本の財政はギリシャよりも悪い」と言って、大きな波紋を広げた。日本は1000兆円以上も借金(国債)があり、「ヤバい」というのだ。だから、財政規律を維持しなければならない。「簡単に減税することはできない」というのだ。
その一方で、世の中には「MMT理論」というものが存在する。モダン・マネタリー・セオリー(現代貨幣理論)。「自国通貨建ての国債であれば、財政破綻することは絶対にない」というものだ。