渡邉彩香がホステスプロの重圧はね返す恩返しV! 渋野日向子は31日開幕の全英で見せ場作れるか
「みんな所属の会社や契約メーカーの大会では、優勝を狙っていますが、どうしても気負ってしまい、見せ場なく終わるケースが多い。前週大会の勝みなみ(27)も所属先の大会でしたが、予選で姿を消したのは海外から戻っての強行日程だけが理由ではないでしょう」
昨年国内8勝で年間女王になった竹田麗央(22)は今季、米ツアーメンバーになり、3月のブルーベイLPGAにいきなり勝ったが、4月にスポンサーの大会に凱旋出場した際はまさかの予選落ちで関係者をがっかりさせた。
「海外組では吉田優利(25)が、今年契約したばかりのスポンサーが特別協賛する国内大会で圧勝したのは立派でした。所属契約はスポンサー契約より重責を担う。10回目の記念大会に勝った渡邉は、本当に“孝行娘”です」(前出の関係者)
スポンサーの大会といえば、同週に行われていたスコットランド女子オープンの渋野日向子は、5大会ぶりに予選を通り、通算1オーバー50位タイで終わった。
次戦の全英女子オープン(31日開幕)は、昨年渋野がブランドアンバサダーに就任した企業が冠スポンサーになっている。就任2カ月後に行われた昨年の大会は、「聖地」セントアンドルーズ・オールドコースという最高の舞台ながら、「一番大事な試合」(渋野)で通算14オーバー140位の予選落ち。今年はホステスプロとして見せ場をつくりたい。