豊橋中央(愛知)萩本監督「何でもダメだと抑えつけるのではなく、まずは認めてあげること」

公開日: 更新日:

 ──高橋君はマウンド上でプロレスラーのアントニオ猪木さんの顔マネをすることが話題になりました。

「あれもね、顎を突き出して、って報道されましたけど、顎は出してないんです。彼のお父さんが猪木さんが好きという家庭で育ってるから自然に出るようになっただけで。去年はそんな選手ではなかったです。強豪校から声がかかったとか、いやいや、一つもかかってませんよと。みんなウソばっかりいいますけど(笑)」

 ──このご時世、ガッツポーズも含めて、過度なパフォーマンスを敬遠する傾向があります。高野連も過度なガッツポーズを控えるよう、監督会議で注意喚起した。

「みんな全力でプレーしてますから。いつも練習は厳しくというのは当たり前です。これはあくまで僕個人の考えですが、昔からスポーツは『明るく、楽しく、元気よく』と言う。それがいつの間にか失われてくるんですよね、大人になってくると。そうじゃなくて、いつまでたっても、好きで始めた野球だから、明るく楽しく元気よくやろうっていうことは、常々生徒に言ってます。だから僕も元気で(笑)。40越えたおっさんのほうが元気あってどうすんやと、彼らに言うこともある。ウチはよくガッツポーズをする。それを見て、ダメという人もいるかもしれませんが、相手をリスペクトしてるからこそなんですよ。無表情のままってことは、逆に相手を下に見とることだと思う。それがリスペクトなのかと言えば、ちょっと不思議ですね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  2. 2

    金足農・吉田大輝は「素質は兄・輝星以上」ともっぱらだが…スカウトが指摘する「気がかりな点」

  3. 3

    叡明(埼玉)中村監督「あくまで地元に特化したい。全国から選手を集めることは全く考えていません」

  4. 4

    中居正広氏に新事実報道!全否定した“性暴力”の中身…代理人弁護士は「出どころ不明」と一蹴

  5. 5

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  1. 6

    国民民主“激ヤバ”女性議員の選挙違反疑惑には党本部が関与か…ダンマリ玉木代表に真相究明はできるのか?

  2. 7

    清原和博さんの「思わぬ一言」で鼻の奥がジーン、泣きそうに。チーム内では“番長”とは別人だった

  3. 8

    嫌というほど味わった練習地獄と主力との待遇格差…俺の初キャンプは毎日がサバイバルだった

  4. 9

    例年の放送目前に「今年は27時間テレビないのか」の声が続々 2011年には中居正広氏に「女性に溺れる」との予言の因果

  5. 10

    巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も