渋野日向子は「シード権喪失」崖っぷち…過去データからも全英後の挽回に高いハードル
正念場となる残り試合も苦戦が予想される。過去3季の全英女子の次戦以降(全25試合)でトップ10に入ったのは1度だけ(22年LPGAメディヒール8位)。30位より下位は14試合で予選落ちも22年4回、23年2回、24年2回。過去に大きくポイントを稼いだケースはほぼない。
「渋野は23年にポイントランク83位でシード権を一度手放したが、昨年のメジャー2試合で復活した。今季はこのままでは10月からのアジアシリーズの出場も危うい。今もスイングに悩み続け、目指すドローボールは打てない。それがパッティングにも影響している。毎回予選落ちを気にする中で、攻めのゴルフができるのか。今大会は毎年スコアの伸ばし合いとなる。バーディー量産に悩みは禁物なのですが」(ツアー関係者)
予選通過が目標では、ポイントランクは上げられない。
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ゴルフと言えば、全英女王に輝いた山下美夢有の話題で持ちきりだ。コーチは父の勝臣さん。娘のためにそれまで無縁だったゴルフを学び、スイングを作り上げてきた。それにしても、ゴルフの素人である父親の指導でメジャーに勝てたのはなぜか。専門家に話を聞くと「意外な答え」が返ってきた。
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