巨人・田中将大はヤンキースに未練タラタラ…「一途な200勝男」は復帰願望を周囲にこぼしていた

公開日: 更新日:

恩師「昔から一途な男」

「そこで救いの手を差し伸べたのが、巨人の阿部監督でした。23年に4勝に終わった菅野が久保巡回投手コーチの『魔改造』によって昨年15勝と劇的な復活を遂げた話を聞いた田中将は、自身も魔改造で復活を遂げ、メジャー復帰、それも古巣ヤンキースに復帰したい願望を周囲に明かしたことがあるそうです」

 そんな田中将は昔から「一途な男」だったという。駒大苫小牧時代の恩師・香田誉士史監督(現・駒大監督)は、2021年の本紙独占インタビューでこう証言していた。

「将大は高校入学前も入学後も一途なところがありました。(03年の)夏の甲子園を見て『ここでやりたい』と思ってくれたそうで、一度決めたら一途一心。兵庫の中学3年生が施設見学に来た時、『決めました』と入学を決意してくれた。でも、逆に心配になっちゃって、『ここは北海道だけど大丈夫? 冬は想像以上に寒いと思うけど大丈夫? ホントにいいのか?』としつこいくらいに確認したんですが、『大丈夫です』とキッパリ言ってくれました」

 田中将は4年前の楽天への復帰会見でも「正直な話をすると、ヤンキースで再契約してプレーしたいとの思いがあった」と未練を語っていた。その名門球団に、おあつらえ向きのプロジェクトがあるという。さる米球界関係者がこう言った。

「球界の盟主であるヤンキースには、田中将が楽天に復帰して以降、日本人選手が在籍していない。大谷(翔平)と縁がなかっただけでなく、(山本)由伸や(佐々木)朗希の獲得に乗り出しながら、いずれもドジャースに敗れた。危機感を持ったヤンキースは、『この1、2年で日本人選手を最大3人獲得する』というプロジェクトを立ち上げています。

ターゲットは長距離打者や投手。ヤクルトの村上らとみられ、もちろん年齢からしても、現状の力からしても、田中将がリストに入っているはずもない。それでも、ヤンキースに戻りたい、もう一度ピンストライプのユニホームを着たい、というのがモチベーションになっていたのです」

 ヤンキース移籍は幻に終わるだろうが、来季も現役続行するという。それどころか、阿部監督は試合後、田中将について11日から始まるCSファーストステージのDeNA戦に向け、「もちろん投げてもらう」と明言。今季もまだ登板がありそうである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  2. 2

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  3. 3

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  4. 4

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 5

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  1. 6

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  2. 7

    沖縄尚学・末吉良丞は「TJ手術見込み」でもドラフト指名されるのか…プロ入り断念、大学進学のウワサも噴出

  3. 8

    日本ハム清宮幸太郎は「代打打率.625」 スタメン落ちに文句タラタラでも新庄監督の思うツボ

  4. 9

    日本ハム新庄監督に「自分に甘く他人に厳しい」の特大ブーメラン! “お気持ち表明”も非難轟々

  5. 10

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒