【ポーランド&ウクライナ】1次リーグF組の最終枠は現時点で未定も「ウクライナが有力」と専門家

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「我々が苦境を強いられている国民の希望」

 欧州予選G組では同居したオランダ相手にホーム、アウェーとも1-1で引き分けて総合力の高さを見せつけたポーランド。現所属先のバルセロナでもゴール量産中の37歳の大ベテランFWレバンドフスキが、主将としてチームを牽引する。ほかにMFジエリンスキ(インテル)、DFキヴィオル(ポルト)、SBキャッシュ(アストンビラ)といった実績十分の選手も多く、ポーランドを「PO突破の最右翼」とする関係者もいる。

「ウクライナとポーランドの決戦となれば、拮抗した好ゲームになるでしょうが、ウクライナ有利の材料があります。ウクライナはW杯予選中、主軸以外に予備メンバーとして多めの選手を招集した。ロシアとの戦時下にあり、呼んでも合流できない選手が少なからずいるからです。ウクライナの選手たちは『我々が苦境を強いられている国民の希望となる』と口をそろえながら代表戦を戦っている。これが追い風となれば、3戦目の相手はウクライナとなる可能性が高くなると見ます」とは前出の中山氏である。

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