ブルージェイズ岡本和真に「村上宗隆の2倍」の値段がついたカラクリ
松井秀喜と同じ「巨人の4番」のブランド
日本人野手は投手と比べて成功例が少なく、必ずしも評価は高くない。
ドジャースの大谷翔平はともかく、カブスの鈴木誠也が昨季、日本人の右打者として初めて30本塁打をクリアしたものの、レッドソックスの吉田正尚は5年総額約123億円の大型契約を結びながら近年は控えに甘んじているのが現状だ。
「村上は2年契約が満了する27年オフにFAで大型契約を狙うつもりでしょうけど、評価が高ければ現時点で他の金満球団が長期の大型契約を提示しています。岡本に関しても、昨年のワールドシリーズ(WS)で敗れたドジャースにも匹敵する強力打線を有するブ軍にとって、あくまで今オフのFA市場の最大の目玉である外野手のタッカー(前カブス)の“保険”との見方もあるにはあります。1年目の年俸(約11億円)は2年目以降(約25億円)の半分以下にすることでリスクを分散したとはいえ、破格といえる大型契約を提示した。打撃や守備の高評価に加え、マーケティング的に日本市場に大きな魅力を感じている。大谷翔平効果もあり、昨年のWSの日本の視聴者数は史上最多を記録して日本企業によるスポンサー契約も増加している。しかも岡本には、あの松井秀喜と同じ『巨人の4番』というブランドもあります。ブ軍は23年オフから大谷、佐々木朗希と2年連続で日本人選手の獲得に乗り出したものの、すべてド軍の後塵を拝した。岡本をめぐっては6~7球団の争奪戦に発展したこともあり、条件を上積みしてでも獲得したかったというわけです」(前出の特派員)
かくして岡本は、村上の約2倍の値段が付いたというわけだ。


















