巨人入り則本昂大に看過できない“老化データ” 先発再挑戦もネット上ではネガティブな声相次ぐ

公開日: 更新日:

球速、被打率、フォーク…

「先発補強を望んだ阿部監督も、それに応えた球団も、批判は覚悟の上でしょう。今季が3年契約の最終年の阿部監督、V奪回を至上命令とする球団ともに、背に腹は代えられない。則本が結果を出せば批判的な意見も収束するという算段でしょうが、問題はまさに、則本が期待通りの働きができるかどうか、そこでしょう。年齢的にも衰えが表面化し始めているのは確か。リリーフだった昨季の直球の平均球速は148.8キロ。150.5キロだった2024年に比べて2キロ近く落ちています。短いイニングで出力が上がるはずのリリーフでこれです。先発に戻ったら平均球速はさらに落ちるでしょうから」(巨人OB)

 先発で11勝を挙げた21年、10勝だった22年の直球の被打率はそれぞれ、.264と.305だったが、昨年は.322。生命線となる真っすぐの球速と球質が低下したからか、決め球のフォークの被打率も20年の.141をピークに悪化の一途をたどっている。昨年は.217、24年は.296である。

「24年にストッパーに転向したのも球威復活を目的とした荒療治でもあった。当時の今江監督が『1イニングならもっと思い切って腕を振れるのではないか』と決断したと聞いている。つまり、球威の低下が問題視されていたわけです。転向1年目は54試合に登板して32セーブを挙げ、セーブ王のタイトルを取った。とはいえ、防御率は3.46と守護神として圧倒的だったわけではない。56試合に登板した昨季も途中で抑えから中継ぎに降格し、防御率も再び3点台の3.05。現状は、移籍による環境の変化、役割の変化が則本にいい影響を与える、と期待するしかありません」(前出のOB)

 いっそ若手にチャンスを与えた方が、少なくとも明るい未来が描ける--というファンの気持ちはよくわかる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  2. 2

    佐々木麟太郎「スタンフォード大残留」ならどうなる? 選択次第では今秋ドラフトで争奪戦へ

  3. 3

    ドジャース大谷の登板延期で“割を食う”佐々木朗希…中5日連発に指揮官「デメリットない」の欺瞞

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「気持ち悪い」…クセバレに加え「直球の脆さ」「勝負弱さ」まで露呈

  5. 5

    巨人・松本剛の完全復調を手助けした“兄貴分コーチ”の名前 ナイター前の午前中に秘かに打ち込み特訓

  1. 6

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  2. 7

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  3. 8

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  4. 9

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

  5. 10

    日本ハム二軍施設なぜ移転? 鎌ヶ谷から恵庭へ…栗山英樹CBOの要求を呑んだ本当の理由

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  2. 2

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  3. 3

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  4. 4

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  5. 5

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  1. 6

    NHK3年連続赤字で番組制作費82億円カット…タモリもダーウィンも華大も豊臣もピンチ!

  2. 7

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

  3. 8

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  4. 9

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  5. 10

    本田圭佑がサッカーW杯解説で「独り勝ち」 テレビ&CM争奪戦ボッ発で“ワリを食った”あの人