結局、今季は実現しないまま五輪本番を迎えたが、依然として5回転ジャンプをほのめかしているのは、ライバルへの揺さぶりともっぱらだ。
マリニンは実戦で試したことがない大技を出すまでもなく、武器であるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)など、6種類の4回転はいずれも完成度が高い。今大会、男子シングルに出場する中では実力が抜きんでており、今季自己最高得点はマリニンの332.29が断トツ。同じくメダル候補の鍵山優真(22=302.41)、ロシアから個人資格で出場するピョートル・グメンニク(23=304.95)は足元にも及ばないのだ。
絶対王者の5回転を期待すると裏切られることになりそうだ。