全米オープン惜敗に漏らした「一言」 その表情からは本気の熱意、闘争心が伝わってこなかった
13番が終わると首位はジャンボとストレンジの2人。80年、現地で見た青木功とニクラスの「バルタスロールの死闘」ではかなわなかった日本人のメジャー初制覇がぼんやり見えた矢先だった。
「いかん!」
ティーイングエリアの前方で思わず声が出たのが、323ヤードと距離が短い14番。ジャンボが2番アイアンで打ったボールが大きく曲がって右ラフへ行ったのだ。試合後、ジャンボは「右から風が吹いていたので右を狙った」と言ったが、ボールがある場所に行ってみると、前方には木があり、2打目は枝の下からしかグリーンを狙えない。
ジャンボは枝の下から低い球を打ち、グリーンに乗せるも、これがオーバー。ボールはグリーン奥の10メートル下へ落ち、テレビ塔の枠の中にあった。救済のドロップ後、アプローチはピンを約10メートルオーバー。パーパットが外れてボギーとした。
これで気落ちしたのか、16番、18番もボギー。通算1オーバーは、史上6人目の連覇を果たしたストレンジに3打差6位に終わった。


















