カーリング女子まさかの連敗発進…資金難フォルティウスが恐れる「やっぱりロコじゃなきゃ」の声

公開日: 更新日:

 21年の11月末にメインスポンサーの北海道銀行から契約を打ち切られると、年間4000万~5000万円といわれる活動資金のアテを失い、チームの存続が危ぶまれた。関係者がスポンサー集めに奔走しても、契約してくれる企業はほとんどなく、選手自らが「外回り」で頭を下げまくった時期もある。

 地元の関係者が言う。

カーリングは海外遠征が多く、チームに在籍するメンバーは少なくてもお金がかかる競技です。スポンサーの応援なくしてチーム強化はもちろん、活動を続けることさえできません。苦労の甲斐あって今、フォルティウスには電機会社や学校法人、複数の病院など、24ものスポンサーがついています。しかし、いわゆる大手は少なく、その中には、メンバーが勤務する医療法人や保安協会もある。それでも、昨シーズンもクラウドファンディング(約833万円)に頼ったように、スポンサーはもっと増やしたい」

 関係者は続ける。

「さらなるスポンサー確保は今回の成績にかかっていると言っても過言ではない。チームは、金メダルを目標に掲げていますが、ロコ(ソラーレ)が銅、銀と連続でメダルを取ったことが基準となり、ファンは当然それを期待しています。最低でも、銅メダルは取らないと、『やっぱり五輪はロコじゃないとダメ』という声は出るだろうし、スポンサーは増えるどころか、契約の継続にも影響するかもしれない。五輪のメダルは最大の宣伝効果になるものの、期待を裏切ったときのマイナス面も大きい。フォルティウスのメンバーも当然、それは覚悟しているでしょう。競技の環境を整えるためにも、今回の五輪で結果を残さなければいけないという思いは強いでしょう」

 1次リーグ敗退は許されない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道