大谷翔平は「メジャーの頂点」の十字架に押し潰されないか…よぎる前回WBCダルビッシュの大誤算

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リーダーとしての力み、明らかな実践不足

「23年の前回大会ではダルビッシュ(39=パドレス)がチームを引っ張った。けれども、大谷にとって、前回と今回ではメジャーでの実績も、侍ジャパンの中での立ち位置も異なる。今回は自分が中心になってチームを牽引しなければならないし、そうすべきという意識が本人の中にもあるはず。日本ハムの北山(26)に前回のペッパーミルに代わるパフォーマンスを考えてこいと指示したり、本人が寝ずに考えたものに、もう一度考えろとダメ出ししたのもチームの中心にいるという自覚があればこそでしょう。

まして今大会は打者専念。本来は投打の二刀流でチームを引っ張るべきなのに、メジャーのレギュラーシーズンやポストシーズンでフル回転するために投げることを断念した。絶対に打たなければ、打ってチームの連覇に貢献しなければならないという意識はだれよりも強い。今回はチームリーダーというべき存在になっただけに、なおさら結果を出そうと力み過ぎないか心配です。前回大会でダルが、3試合計6イニングに投げて7安打5失点、防御率6.00とふるわなかったのは、大会までの実戦不足に加えて、リーダーの自分がぶざまな投球はできないと力んだのが原因とみる人もいます」

 大谷は昨3日、阪神との強化試合に「1番・DH」でスタメン出場も一ゴロ、二ゴロの2打数無安打で六回に代打を送られた。これで前日から5打数無安打で、6日からの本番を迎えることになった。米国で打者としてライブBPは経験しているものの、相手チームとの実戦は2、3日の強化試合が初めて。投手と打者で異なる部分はあるにせよ、ダル同様、実戦不足は明らかだ。

 仮に状態が70%だとして、本番で70%の力を発揮すれば問題はないのだが、侍ジャパンの中心選手になったがゆえに80~90%の力を出そうと力めば、60%しか出せない可能性もある。大谷が心配だ。

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