侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に
これは、同じく準々決勝でベネズエラに負けた日本も同じだ。選手は口々にメジャーリーガーを擁する本気のベネズエラ勢との実力差を痛感。このままでは2029年か30年に予定されている次回大会でも苦戦は必至だろう。
それ以前に、28年ロサンゼルス五輪への出場も危うくなってきた。日本はWBCで優勝を逃したため、五輪出場権を獲得するには、27年プレミア12でアジア最上位国になる必要がある。韓国に加え、台湾との激戦は必至。24年の同大会では決勝で台湾に敗れてもいる。日本がプレミア12でロス五輪出場権を得られる保証は全くない。ちなみに、プレミア12では豪州やイタリアなどの欧州・オセアニア勢の最上位国にも1枠が与えられる。
仮にプレミア12でアジア最上位国になれなければ、28年3月までに予定されている最終予選で優勝しなければならない。アジア、欧州、アフリカ、オセアニアの各選手権上位チームが残り1枠をかけて争う最終関門では、今回のWBCでベスト4に躍進したイタリアや1次ラウンドで接戦を演じた豪州と争う可能性がある。
まして近年の侍ジャパンは予選免除で国際大会に出場してきた。最後の1枠を争うような激闘を経験していないうえ、開催時期が公式戦開幕直前となると、日本人メジャーリーガーの招集はおろか、選手の人選も困難を極めるだろう。


















