ドジャース大谷翔平「スイーパー」より「カーブ」多投に2つのメリット

公開日: 更新日:

打者に有効な球種

 もうひとつのメリットはカーブが打者に有効な球種という点だ。

「フライボール革命以降、メジャーの打者の多くはバレルゾーンを意識するようになった。バレルゾーンとは長打や本塁打になりやすい打球速度と打球角度の最適な組み合わせを指す指標のこと。具体的には打球速度が158キロ以上、打球角度が26~30度の範囲で放たれた打球は長打や本塁打になる確率が高いということです。このバレルゾーンを重視する打者に対して最も有効な球種が、高め速球と縦に大きく割れるカーブといわれる。大谷はいまもスイーパーを投げますけど、以前と比べて横の変化量が少なくなった分、縦に落ちるようになった。アッパー気味のスイングをする打者に対しては、この縦の変化が有効なのです」(同)

 おまけに大谷は2種類のカーブを使い分けている。約132キロと約111キロ、同じカーブでも20キロ程度の緩急差を利用して打者を打ち取っている。

 カーブは肘への負担が少ないうえに、長距離打者に有効なのだから、いわば一挙両得の球種。これに100マイル(約161キロ)の速球、約155キロのツーシーム、140キロ前後のスプリットやスイーパーがあるのだから、投球の幅はグンと広がることになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”