ブラジルvsモロッコ 最多5度Vの王国と前回4強の北アフリカの雄を大解剖【日本時間14日朝7時キックオフ】

公開日: 更新日:

ブラジル

 日本時間14日午前7時、C組のブラジルとモロッコが対戦する。史上最多5度の優勝を誇るブラジルは、名将アンチェロッティ監督の下で2002年以来の王座奪回を狙う。一方のモロッコは、前回大会でアフリカ勢初の4強入りを果たした北アフリカの雄。注目の一戦を前に、両国の特徴とキーマンを紹介する。

  ◇  ◇  ◇

 史上最多5回の優勝を誇るセレソンは、前回大会終了後、監督人事で迷走。3人のブラジル人監督を経てイタリア人のアンチェロッティを監督に招聘。2002年以来となるタイトルの奪回を狙う。選手層の厚さは出場国トップレベル。タレントの個性を最大限に引き出しつつ、組織的な安定をミックスさせる戦術が、アンチェロッティの手法だ。

 ヴィニシウス、ラフィーニャに加え、マルチネッリ、エステバン、L・エンリケとスピードとテクニックを兼ね備えた強力なウインガーを複数擁しているのが強み。

 システムにかかわらず、チーム構造の中核を担うのがアリソン、マルキーニョス、カゼミーロの3人のスターが並ぶ強固なセンターライン。最終ラインは常に4バックで、中盤は前線との兼ね合いで2枚か3枚かが決まる。

 2ボランチの場合は、B・ギマラエスがカゼミーロと組み、3MFの配置では、そこにパケタが加わる形。前線はヴィニシウスを筆頭に、ラフィーニャ、エステバンら強力なウインガーが顔をそろえる。

 ビルドアップの起点となるのはGKアリソン。2CBとの連係で後方からサポートするだけでなく、ハイプレスを受けた場合は、前線に高精度のロングボールを送り込んで局面を一気に前進させる。

 アンチェロッティ監督は就任から5勝3敗2分け。初の外国人監督の手腕に期待が寄せられている。 

・過去最高 優勝(5回)
・前回大会 8強
・予選成績 南米予選5位 8勝6敗4分

■キーマン:ヴィニシウス・ジュニオール

 チーム内で最も高い決定力を誇り、攻撃の中核を担う看板だ。爆発的なスピードと多彩なテクニックを武器に、一瞬で目の前の敵を置き去りにする一対一突破、ボックス内での冷静な状況判断と高精度のキックで的確に枠を捉え、ネットを揺らす決定力は、いずれも世界屈指だ。

 ワイドに開いて大外からドリブル突破を仕掛けるだけでなく、2ライン(DFとMF)間中央に入り込んで足元にパスを引き出し、コンビネーションや個人技でゴールに迫る技術は世界屈指だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    Number_i「100億円プロジェクト」始動 矢沢永吉も壁にぶつかった世界進出がいよいよ現実に

  3. 3

    大和ハウスが「新築戸建て住宅」販売を都市圏に集約…もはや地方で売るのが難しくなった背景

  4. 4

    クレイジーケンバンド横山剣さん「五木寛之さんからいただいた歌詞は、すぐにメロディーが思い浮かびました」

  5. 5

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  1. 6

    巨人・戸郷翔征が試合ブチ壊し! 桑田真澄前二軍監督が去り、漂う「万策尽きた感」

  2. 7

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 8

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  4. 9

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  5. 10

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです