ドジャース大谷は打てば打つほど投球にしわ寄せ…登板翌日も出場で見えた二刀流運用のリスク

公開日: 更新日:

崩れた「100%」の前提

 ロバーツ監督は大谷に休養を与える効果についてこう言っている。

「事前に翌日が休みだと分かっていれば、100%(全力)でいける。それが身体的、精神的なケアになり、その後の試合にプラスに働く」

 事前に本人に休養を伝えることがプラスに作用するということだ。

 そこへいくと今回、ロバーツ監督は登板前日の10日、「(登板の)翌日に休養を入れるかは決めていない。彼の疲労度やコンディションを見て判断するが、基本的にはラインアップに入ると考えている」とコメント。大谷本人もこの日の試合後に「僕は出る気でいますし、準備したいとはもちろん思っています」と話した。

 つまり160キロの速球をガンガン投げ、打者としても本塁打を打った翌日も試合に出場する方向だったばかりか、翌日が休日という前提自体がなかったわけで、11日はロバーツ監督が言うところの「100%」を期待できなかったことになる。

 大谷はこの日の最後の最後、七回2死一、二塁の場面で3-0からカウントを取りにいった甘いストレートを痛打されたことについて、「そこに尽きる」と言った。そして「ふわっと投げてしまった」のも、あるいは「100%出せる」状態ではなかったからではないか。

 打てば打つほど出場機会は増えるだろうし、その負担が投げる方に及ばないか心配にもなってくるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  2. 2

    U18高校代表16人の全進路が判明! プロ志望7人、早大&青学だけで計4人、社会人は2人

  3. 3

    大谷翔平「古巣エンゼルス復帰」の仰天情報! エ軍球団売却とド軍オーナー不祥事が招く急展開

  4. 4

    テレ東「日本3大吞み食べドラマ」でも栗山千明「晩酌の流儀」に注目するワケ

  5. 5

    大谷翔平は「今季終了」か…現地で飛び交う「ロスで手術中」の怪情報とその根拠

  1. 6

    花博ならぬ高市首相PR動画が大炎上! 内閣広報予算10倍超「72億円」要求への猛反発も止まらない

  2. 7

    「男系」どころか「フカ系」? 神武天皇を持ち出す"皇統2600年論"と神話の奇妙な関係

  3. 8

    東京の下町3兄弟「足立・葛飾・江戸川」安さだけじゃない意外な魅力 問題視された治安は今や改善

  4. 9

    水前寺清子(2)「私にとって星野哲郎先生は人生の師です」

  5. 10

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々