ドジャース大谷は打てば打つほど投球にしわ寄せ…登板翌日も出場で見えた二刀流運用のリスク

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崩れた「100%」の前提

 ロバーツ監督は大谷に休養を与える効果についてこう言っている。

「事前に翌日が休みだと分かっていれば、100%(全力)でいける。それが身体的、精神的なケアになり、その後の試合にプラスに働く」

 事前に本人に休養を伝えることがプラスに作用するということだ。

 そこへいくと今回、ロバーツ監督は登板前日の10日、「(登板の)翌日に休養を入れるかは決めていない。彼の疲労度やコンディションを見て判断するが、基本的にはラインアップに入ると考えている」とコメント。大谷本人もこの日の試合後に「僕は出る気でいますし、準備したいとはもちろん思っています」と話した。

 つまり160キロの速球をガンガン投げ、打者としても本塁打を打った翌日も試合に出場する方向だったばかりか、翌日が休日という前提自体がなかったわけで、11日はロバーツ監督が言うところの「100%」を期待できなかったことになる。

 大谷はこの日の最後の最後、七回2死一、二塁の場面で3-0からカウントを取りにいった甘いストレートを痛打されたことについて、「そこに尽きる」と言った。そして「ふわっと投げてしまった」のも、あるいは「100%出せる」状態ではなかったからではないか。

 打てば打つほど出場機会は増えるだろうし、その負担が投げる方に及ばないか心配にもなってくるのだ。

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