森保Jのチュニジア戦「楽勝ムード」は危ない!土壇場監督交代で対策がパー…コスタリカ戦の悪夢を忘れたか

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特にアフリカ勢を率いて数多くの実績

「チュニジア監督を解任されたラムシの後任として急きょ就任したのがエルベ・ルナール(57)です。サウジアラビアを率いた前回22年カタールW杯で、大会を制したアルゼンチンを1次リーグで2-1で破るジャイアントキリングを起こした名将です。トレードマークの白いシャツ姿から『白シャツの魔術師』の異名をとるルナール新監督は、大会途中からチームを率いるという難しいミッションを託されたわけですが、特にアフリカ勢を率いて数多くの実績を残しています。これまでザンビア、アンゴラ、コートジボワール、モロッコとアフリカ各国の代表監督を務め、12年にザンビアを初のアフリカネイションズカップ王者に導き、15年にはコートジボワールで再びアフリカ王者になった。18年のロシア大会ではモロッコを20年ぶりのW杯出場に導くなど、アフリカでの成功例は群を抜いています」(サッカー記者)

 スウェーデンに大敗したとはいえ、今回のチュニジアはそもそも、前評判は低くなかった。アフリカ予選を9勝1分と無敗で通過。10試合で失点ゼロの堅牢な守備が注目された。

「これまでラムシ監督の戦術などを分析してきた日本にとって、監督交代でぶっつけ本番のような状態になります。内紛があったという報道もありましたが、監督が代わるとチームがまとまることがある。もともと戦闘能力の高い選手が多く、アフリカ予選で無敗、無失点と守備力も高いチームは、前回大会の1次リーグでは最終的に決勝に進むフランスに1-0で勝利。4年前のキリンカップで日本は0-3で敗れている。侮れる相手ではありません」

 と、元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏が言うように、決して安易な敵ではないのだ。

 日本の過去のW杯を振り返っても、第2戦の戦績は1勝3分け3敗と分が悪く、7度の出場で第2戦に勝ったのは02年日韓大会のロシア戦(1-0)しかない。前述したように、初戦でドイツを撃破した前回大会でも、2戦目で初戦に0-7とスペインに大敗したコスタリカに敗れている。

「シチュエーションとしては(前回と)少し似ている。チュニジアは不気味。本当に気を引き締めないと。危機感をもってやらなければいけない」

 と、その苦杯を経験しているDF長友佑都(39)は気を引き締める。代表最年長が「慢心は絶対に禁物。次戦の前に選手ミーティングをした方がいいとチームには伝えた」と浮かれていないのは救いだが、スポーツマスコミが楽観ムードを垂れ流すほど簡単な相手ではないことは確かだ。

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