元関取の豊山亮太さん 4年前に土俵去るも、老人ホームの介護士をしながら国家試験目指し猛勉強中
禁酒、ジム通いで70キロ減量
初代、2代目の豊山と同じ新潟県・東京農大出身。2016年、時津風部屋に入門後はトントン拍子に十両、幕内へと上がり、18年の名古屋場所では優勝を決めた御嶽海を千秋楽で破り、12勝3敗で敢闘賞を受賞した。
「あの場所は絶好調でした。御嶽海関との一戦は“ゾーンに入った”という感覚で、体が勝手に動いてくれました。あの一戦で納得できる相撲が取れたからこそ、思い残すことなく引退できました。ただ、もし年寄名跡の空きがあったら協会に残っていたと思います」
家族も一緒に名古屋へ? 豊山さんは19年に6歳年上の会社員と結婚し、20年に長男が誕生。
「はい、家族3人で市内に住んでいます。嫁サンはもともと名古屋で会社員をやり、結婚後、東京へ転勤したので、また名古屋へ戻って働きながら支えてくれています。息子は来年小学1年生。将来は事業をやってほしいかな。スポーツは厳しい世界なので、趣味にとどめてほしいです」
それにしても、豊山さん、誰だかわからないくらいスリムになった。
「70キロ以上体重を落とし、今は105キロ。自分は飲むのも食べるのも大好きなので、現役時代、多い日は一晩でビール2ケースに日本酒4升飲んだことも。今はほとんど飲みませんが、食べたいものを食べるために週3、4日、朝5時に起きてジムで汗を流しています」
確かに、動きっぱなしの豊山さんだった──。
(取材・文=中野裕子)
▽豊山亮太(ゆたかやま・りょうた) 1993年9月22日新潟市生まれ。本名:小柳(おやなぎ)亮太。小1で相撲を始め、強豪・金沢学院東高校から東京農業大学へ進み、2016年、時津風部屋入門。同年11月十両、翌年新入幕。18年7月には優勝した御嶽海を破り敢闘賞受賞。22年引退。最高位は西前頭筆頭。



















