佐々木麟太郎は「2年で昇格」「2年でクビ」どちらも可能性あり…マーリンズ入りはマイナス材料が追い風に
佐々木と同じ一塁専従の成功例が、ゴールドシュミット(現ヤンキース)だ。2009年のドラフト8巡目でダイヤモンドバックスに入団。マイナーで本塁打を量産し、3年目の11年にメジャー昇格している。先達がいることは佐々木にとっても心強いだろうが、あくまで例外中の例外。一塁専任で大成したケースはまれだ。
「マーリンズは低予算でチーム運営を行っており、今季開幕時の選手総年俸はメジャー30球団中29位。かつてのアスレチックスのマネーボールさながらに、若手をとっかえひっかえ起用している。結果が出なければマイナーに逆戻り、あるいはトレード。入団2、3年でクビになるケースも少なくない。とにかく見極めが早い球団ですが、選手間の競争は激しく、若手育成プログラムにも長けている。少なくとも、ドジャースなどの選手層の厚い球団と比べたら、メジャー昇格のチャンスははるかに多い。チーム事情を考えれば、打率2割前半でも20本塁打を打てればメジャーに定着できるのではないか」(友成氏)
本来ならマイナス材料でしかない「一塁専門」が、マーリンズでは追い風になるかもしれない。


















