大谷翔平4年連続5度目MVPへの「逆転シナリオ」 9月の投手復帰&“格下19戦”が追い風に
投手指標の上澄みは不可欠
今月9日、17日ぶりにキャッチボールを再開したばかりなのに、23日のパイレーツ戦の試合前にはライブBPに登板。ロバーツ監督によれば、26日からのアトランタ遠征中にブルペン入りし、その後は「ライブBPか試合で投げることになるだろう」。MLB公式ホームページは「9月1~9日、本拠地のカージナルス、ナショナルズ、レッズとの9連戦が復帰登板になる可能性がある」と報じている。
「MVPの記者投票はレギュラーシーズン終了直後に行われ、ポストシーズンの成績は加味されません。大谷が9月に投げるとすれば、おそらく3、4試合、しかも最初は1イニングのオープナーになる。けれども、これだけ急ピッチで進む調整を見る限り、9月中に5イニング近く投げられる可能性もある。優勝争い、地区優勝チームの勝率争いのかかる9月に好投すれば勝利への貢献度はアップします」
と、米誌コラムニストのビリー・デービス氏がこう続ける。
「しかも、大谷にとって追い風なのは、9月の25試合中、勝率5割以下のチームとの対戦が19試合もあることです。そのうち地区最下位のレッズとは7試合、地区4位のジャイアンツとは6試合、プレーオフの可能性がほぼ消滅して目標のないチームとの対戦を13試合も残している。PCAのカブスが地区首位のブルワーズと6試合、同じく地区首位のブレーブスと3試合、ワイルドカードが有力なレッドソックスと3試合残しているのとは対照的です。大谷は6月上旬まで防御率0点台と投手として圧倒的な数字を残していた。9月に開幕当初のピッチングで地区優勝や、地区優勝チームの勝率争いで上位2チームに入ることに貢献するようならインパクトは大きい。それに相手投手が強力になるPCAに比べればバッティングも期待できる。9月の投打の成績次第で、PCAのWARを逆転することは可能だと思う」
2021、23、24、25年に続くMVP獲得は決して不可能ではないというのだ。


















