アテネ五輪競泳代表・森隆弘さん 競泳指導しながら東銀座でエステサロン経営も
競泳と経営は似ている
多いときには従業員8人を雇っていた。
「目標を立て、従業員をその目標に向かってひとつにまとめ、目標をクリアしたらハワイやバリ島にみんなで行ったりしていました。競泳と経営は似ているところがあると思います」
経営は順調だったが、売却しちゃったそうだ。
「友人が『買いたい』というので、もう12年やったし、いいかなと。結構な金額で売れた? いや、そんなことはないです(笑)。もう事業はやらないかな。今はマレーシアなど海外でも水泳指導を始めたり、AIを使って水泳に関する新しいことを始めようと試行錯誤したりしています」
チャレンジ精神旺盛だ。
「スポーツ選手は五輪で活躍しても、引退し一般社会に出ると、結果を出せなかった選手のほうが活躍していたりする。負けないよう、もっとできることがあるんじゃないかと探し続けています。ボクは現役時代から、休日などには経営者らの話を聞き、面白いなと興味をもっていました。そのときは引退後のためにと考えていたわけではないですけどね。休日も水泳の話しかしないんじゃ、面白くないから(笑)」
仕事熱心だが、プライベートはどう?
「結婚し1人息子に恵まれましたが、今は独身。話が合って高め合える女性と出会えたらいいですね」
都内のマンションで1人暮らしだ。
(取材・文=中野裕子)
▽森隆弘(もり・たかひろ) 1980年3月2日、大分県生まれ。生後4カ月で水泳を始め、鈴木大地や岩崎恭子の活躍に刺激を受けて五輪を目指した。2004年、アテネ五輪に出場し、200メートル個人メドレーでアジア人初の6位入賞。08年引退。10年独立。



















