「とりこになる本2」三宅 喜代子著

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 毎月、1冊の本を読み続けてきた世田谷区の自主講座「Fの会」で取り上げた本の中から飛び切りの30冊を紹介するブックレビュー。

 今から1900年前のトラヤヌス帝下のローマの人々の食事から性生活まで、その一日の営みを記した「古代ローマ人の24時間」(アルベルト・アンジェラ著)や、読んでいるときはおぞましさと細部のアバウトさに驚くが、没入するとその小説世界の凄さにくらくらするというノーベル賞作家・莫言(モー・イエン)の「蛙鳴(あめい)」、アメリカのベンガル人移民親子2代の物語「その名にちなんで」(ジュンパ・ラヒリ著)など。読書の喜びを満喫させてくれるお薦め本がずらり。

(アーツアンドクラフツ 1400円)

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