『ぶし味噌レシピで「腸内リセット」』松生恒夫監修、タカハシユキ料理

公開日: 更新日:

 私たちの腸には、全身を病気から守る免疫細胞の約60%が集まっているといわれる。そして、大切な腸を元気にするためには、腸内環境を整える食べ物を取るのが一番の近道だ。

 その2大成分が、善玉菌を増やす植物性乳酸菌と、免疫機能を担うリンパ球の栄養となるグルタミン酸であるという。この2つを毎日の食事で簡単に取るために本書が勧めるのが、「ぶし味噌」。作り方は、300グラムの味噌に対して10~15グラムのかつおぶしを混ぜ合わせるだけ。いたってシンプルだが、味噌汁はもちろん、主菜や副菜にも使えて腸も元気になる便利な調味料なのだ。

 サイコロ状に切った山芋とご飯を、コンソメスープとぶし味噌で煮たリゾットなど、ぶし味噌活用レシピも満載だ。
(グラフィック社1500円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」