「手をもむだけで病気が治る! 脳が若返る!」大村恵昭、久保田競他著

公開日: 更新日:

 手は体の縮図のようなもの。全身の部位や臓器と正確に対応する「代表領域」が点在しており、もみほぐすことで血行が促進されて機能が高まり、不調の解消に役立つそうだ。

 本書では、著者のひとりである医師が15年をかけて効果を検証した、手の詳細な臓器代表領域分布図「手もみ治療地図」を掲載。老眼やドライアイには目の代表領域である中指の腹側の先端を、そして高血圧には血圧調整の中枢を担う延髄の代表領域である中指の爪の生え際をもむ、といった具合に細かく解説していく。

 また、もみ方についても丁寧に伝授。ぐいぐいと力を入れてもむ必要はなく、親指と人さし指で皮膚を軽くつまむようにして、つまむ・離すを1セット1秒で行うのが目安だという。

(マキノ出版 750円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動